いろいろ試した結果の、個人的な感想と経験を記載します。

デバイス   感想
カシオ カシオペアE-55 WindowsCE2.11 評価期間2〜3Week、特に問題もなく、リブートも不要だったが、今となっては手に入らず。
カシオ ラジェンダ WindowsCE3.0 評価期間15Week、特に問題もなく、連続運転可能。
でもインストール方法が非常にわかりづらく、なおかつ情報も少ない。
カシオ ミュゼア WindowsCE3.0 評価期間50Week程度特に問題もなく、連続運転可能。
NEC シグマリオン WindowsCE2.11 評価期間30Week程度、連続運転させると約60日でダウンする。
NEC シグマリオンU WindowsCE3.0 評価期間45Week程度、連続運転させると約60日でダウンする。
富士通 PocketLoox WindowsCE3.0 評価期間5〜6Week、連続運転させると3日程度でダウンする。
CFカードとSDカードを利用できるので便利かと思ったが、3日程度では・・・。

 

CeHTTPのStatus.chxという拡張があり、起動中のプロセスの状態を調べる事が可能なのですが、これで見ると「device.exe」という各種ドライバ関連の管理モジュールがリソースリークを起こしているような気配がみてとれます。

下記にしばらく動作させた時の様子を記します。

device.exe           81FDC002   26
    Thread detail      ID         Priority                 .
                    01C9D78A         132
                    A1CB6ECA         251
                    A1C9AB0A         251
                    81D98A3E         251
                    81C9456E         126
                    01F00C82         118
                    81D90252         251
                    01E1F3A2         251
                    01EFFB5E         251
                    01FDB9D6         251
                    01FDB16E         251
                    01F20F52         132
                    81F79D66           5
                    01F3CFD2         101
                    81F7FFD6         250
                    21F7F69E         126
                    81F93FB6         126
                    81F93F26         120
                    01F97FC6         146
                    01F97946         146
                    81FBAE22         253
                    01FBAFD2         253
                    01FBADFE         251
                    01FCFF66         106
                    01FCFFCA         105
                    21FE63A6         251

 

カシオ製のPocketPCはリソースリークを起こさないようですが、他社製はこのThreadが増殖し続け、しばらくするとシステムダウンを起こします。

なので今のところサーバとしてPocketPCを利用するのであれば、カシオ製が良いと思います。